> 2002/02/02 (土) 00:25:40 ◆ ▼ ◇ [mirai]> 小学校4年の時、生徒だけで演劇をプロデュースして先生の誕生日を祝うことになった。
> 題名が「ばいきんまんをやっつけろ」という劇で
> 知恵遅れ達も普通学級で一緒に授業を受けていたので
> 例のごとく悪役のばいきんまんにはダウソが選ばれた。
> 知恵遅れの程度は大した事が無いのに、顔のいびつさとかたまに授業中に
> いつも奇声を上げていたのですごい差別を受けていたダウソは
> 自分が主役に選ばれたということだけは理解していたらしく凄くうれしそうだった。
> それでもやつは知恵遅れだから、覚えられるくらいに簡単なセリフと動作を
> みんなで考えてできるようにしてやったよ。
> さて、本番。
> 劇のあらすじは、ばい菌まんが天使たちをいじめるから、
> とうとう堪忍袋の緒が切れた天使のお医者さんたちがこらしめに行って
> 改心したばいきんのこころもきれいになって
> 最後にはみんなで仲良く一緒に暮らすというもの。
> 劇の最初のうちは、教師も手を焼いていたダウソが他の奴等と
> 一緒になって劇を作っていることがうれしかったのか涙を浮かべていた。
> でもばいまんをこらしめるシーンになって
> ダウソが「僕をやっつけられるものならやってみろ」と言ったあと、
> 練習では医者役の数人がでてきて棒でたたく振りをして
> ダウソがうろたえるということになっていたのに
> 本番では全員が出てきて、あらかじめ作ってあった新聞紙を丸めた棒
> でたたいたり、蹴ったりしてほとんどリンチをしたものだから
> ダウソは泣き叫ぶし、それまで感動していた教師も
> 何がどうしたのかわからずうろたえるばかりで、もう滅茶苦茶になった(;´Д`)
> それでも劇は続けられて主役のダウソは最後に
> 「みんなでなかよく生きましょう」と薬中のような虚ろな声を張り上げて
> そこで皆で腹を抱えて笑って終わったんだ(;´Д`)
> 最後は台本通りだったんだけど、翌日から教師は学校に来なくなって
> それから少しして担任が変わったのは漏れに強烈な印象を残したよ(´Д`)
> 噴いた(;´Д`)
ワラタ
参考:2002/02/02(土)00時23分42秒