15世紀に遊牧民であり、人口比率の90%を占めるツチ族が農耕民であるフツ族を支配する。 17世紀に王国を形成し19世紀後半にはドイツ領に組みいられた。 1916年からベルギーの支配に服し、第二次大戦後ベルギーの信託統治領となる。 1959年、フツ族が反乱を起こし、1961年にはカイバンダの指導の元に選挙が行われ フツ族が圧勝、王制から共和制へと移行した。 1973年にクーデターが勃発し、フツ族穏健派のハビャリマナが大統領に就任した。 しかしハビャリマナは1994年、何者かにより暗殺され、ツチ族を主流とするRPF(ルワンダ愛国戦線)と フツ族過激派は全面的に対立し国内は混乱、この時期にフツ族によるツチ族虐殺は行われた。 その後RPFによる新政権が誕生したがツチ族による報復を恐れた多くのフツ族が難民となった。 ルワンダ政府は報復を否定し帰還を呼びかけている。