2002/02/22 (金) 02:54:44        [mirai]
ウィリアム・リーガルのアメリカをよりよくするための10の提言

1:“女王陛下の英語”を使うこと
アメリカの皆さんが英語を使うというのなら、きちんとした英語を使うべきです。
さもなければ、何か別の、自分たち専用の言語を使ってください。我々英国人と
同じスペルをお使いなさい。たとえば、『colour』を『color』とつづるのは間違
いです。『programme』のつづりは『program』ではありません。『civilised』
を『civilized』とするのも間違いなのです。そして何よりも、『Z』を『ズィー』
と発音してはなりません。この言語は英国人によって作り上げたものであり、我々
英国人は言葉がどのようにつづられ、発音すればよいのかをはっきりと知っている
のです。もしこれからもアメリカの皆さんが母国語を台なしにし続けようとするの
なら、あなた方は自分たち専用の新たな言語を作りだすべきだと私は思うのです。

2:礼儀正しく、そして適切なアクセントで話すこと

あなた方の英語の使い方について、もう少し言わせていただきます。あなた方が
我々の言葉を使わざるを得ないと感じているのならば、言葉を正しくお使いなさ
い。適切なアクセントで話し、正しい語法をお使いなさい。我々英国人は、美し
く魅力的な韻律で話しております。我々は粗野なアメリカ人が、醜く下品に英語
を話すのを聞くのに、本当にウンザリしているのです。

3:アメリカが再び、英国の植民地に戻ること

過去225年の歴史は、植民地の大英帝国からの独立は全くの失敗だったことを証明
しています。もしアメリカが再び英国の植民地になり、大英帝国の一部となれば、
威厳と文明を手に入れられるでしょう。英国以上に祖国としての威厳と魅力を持つ
国などありますか?考えてもみてください。アメリカ国歌はめったに歌えなくなり
ますが、そのかわりにメロディアスな『God save the Queen(イギリス国歌)』
を歌えるようになるのですよ。

4:国連をロンドンに移すこと

みなさんもご存知の通り、世界で最も人気があり、称賛されている都市はロンドン
です。英国の、そして事実上世界の首都であるロンドンに国連を移したらどんなに
素晴らしいでしょう!もしそうなれば、世界中からやって来る人々はロンドンの美
しさや伝統、そして栄光を楽しむことができるでしょう。あの見るも恐ろしい
ニューヨーク・シティーとは大違いなのです。

5:XFLをラグビー・リーグに

もしアメリカ人が尊厳を持つのなら、国技をラグビーのようなより男らしいスポー
ツに変えるでしょう。野球はクリケットを野蛮にしたものに他ありませんし、アメ
フトなどは忌々しいとしか言いようがありません。なぜ、パッドなど付けるのです
か?なぜ、あんなにしょっちゅうプレーが中断されるのですか?英国人にパッドな
ど不要です。ラグビーはアメフトよりもずっと偽りがなく、またエキサイティング
なのです。 XFLはアメフトリーグではなく、ラグビーリーグとなったほうがずっと
よいでしょう。我々のスポーツによって、アメリカのアスリートは鍛えられ、そし
てアメリカ人は初めて本物のスポーツ競技というものを見ることができるようにな
るのです。

6:“名作劇場”の強制鑑賞

アメリカのテレビはクズです。嘆かわしい暴力や酷い演技は別としても、女性の胸
や車、そして下品なユーモアといったものに象徴される番組に、アメリカ人は積極
的に夢中になっているように思えるのです。アメリカ人は名作劇場のような、古典
的作品の数々を鑑賞する必要があるでしょう。

7:車は左側を走ること

何百年もの間、機能してきた何かを逆にしてしまったら、それはきちんと機能しな
くなってしまうでしょう。あなたの国の、交通渋滞や高速道路システムなどは、あ
なた方アメリカ人が、我々の交通ルールを変えるべきではなかったということを如
実に証明し続けているのです。なぜ、多くの国々で成功しているモデルを変えてし
まったのでしょう?これはアメリカ人が成功を台なしにしてしまった、典型的な事
例です。

8:JRバーベキューソースのかわりにリーガル紅茶を

バーベキューは下品です。チキンやリブを汚らしいソースに浸し、脂をしたたら
せ、指を使って食べるのです。バーベキューは動物の肉を骨から引きちぎり、血が
したたる肉を野外で焼いていた野蛮な時代への回帰なのです。リーガル紅茶は、ア
メリカに素晴らしく穏やかになる効果を与えるでしょう。紅茶はコーヒーよりもは
るかに威厳のある飲み物なのです。紅茶は活発な会話を生み出します。コーヒーの
せいで、アメリカ人はひっきりなしに動き、ひたすらせわしなくするのです。あな
た方の国中が、コーヒーによって煽られているように思えます。たくさんの問題が
おきる理由もそこにあります。人々は、国を文明的に、きちんと正すために時間を
費やすかわりに、ただせわしなく動き回っているのです。

9:“大統領の日”を休日にするかわりに、2月のすべてを大英帝国君主に捧げること

栄光ある英国の皇室と、アメリカの大統領という名の不信心なマヌケを比較する
ことなどできましょうか?2月のすべてがキング・アーサーやアルフレッド大王、
征服王ウィリアム、獅子心王リチャード、エドワード一世、ヘンリー八世、エリザ
ベス一世、ビクトリア女王、そして現在の我々の君主であるエリザベス二世のよう
な、偉大な人々に捧げられたらどんなに素晴らしいか想像してごらんなさい。しか
しあなた方はミラード・フィルモア、ジェームズ・K・ポーク、チェスター・A・
アーサーやルーサーフォード・B・ヘイズといったような凡人達をほめたたえている
のです。あなた方が我々のロールモデルやリーダーを手にしたら、あなた方の国は
どんなによくなるでしょう?間違いなく、今よりもはるかによくなると私は思いま
す。

10:レッスルマニアを英国で開催すること

英国のWWFファンがアメリカのファンよりもずっと威厳があることは紛れもない事
実です。上流階級の人々も、レッスルマニアに出席することでしょう。女王陛下な
らびに皇室の方々も、きっと出席してくださると私は確信しております。アメリカ
からやってきた群れどもとは比べものにならないくらいの、素晴らしい光景が見ら
れることでしょう。