「ブラックバスを殺したら爆破する」などと書き込んだメ
ールを警察に送ったとして、富山県警高岡署は26日、
同県内に住む中学3年生の男子生徒(14)を軽犯罪法
違反(いたずらによる妨害行為)の疑いで補導した。少
年は小学生の時からバス釣りが趣味で、県警のほか、
富山県など複数の行政機関にも同様のメールを送って
いた。少年は「バスを殺してほしくなかった。こんなに大
事になるとは思わなかった」と話しているという。
調べでは、少年は今月17日、ブラックバスの密放流を
摘発した富山県警あてに匿名のメールを、自宅のパソコ
ンから送信した疑い。メールには「バス以外の魚は要ら
ない。こんなことも分からないアホどもは死ね」とあり、爆
破を予告していた。
少年は「摘発などに腹が立った」と話しているという。
自宅のパソコンの送信記録を見た少年の家族が不審に
思い、同署に相談。事情を聴いたところ、送信を認めたと
いう。(22:40)