お春が妊娠するという話がある。
結局は誤診なのだが、半兵衛が仕事屋として子供を産む事に思い悩む、
この話は絶品で、子供を産む事に反対していた半兵衛だが、
政吉などの強い説得もあり、ついに父親になる決心をするのだが・・・
裏稼業に待ったなし！そんな時に殺しの仕事が入る。
政吉が父親になる半兵衛さんのめでたいこの日は殺しをさせたくないと、
仕事に行こうとする半兵衛に土下座をして一人で殺らせてくれと頼む政吉のシーンや、
結局は仕事屋として、殺しをまっとうし、
政吉が「なんで来たんだよーーっ！」と涙をためながら半兵衛に叫び、  
半兵衛が「来ねぇわけにいかねぇだろ」  
みたいなセリフを吐くラスト近くのシーンなど、
心を打つ名場面が目白押しである。
しかも殺す相手の一人が妊婦だったという凝り様（ま・結局は妊娠していない）。
ちなみに第２５話の伏線にもなっていて、
この時は誤診だった事にがっかりしていたお春が、裏稼業を知リ、
仕事をして帰って来て冷えた手を桶で温める半兵衛に、
「子供なんて出来なくてよかった・・・・あんたの子供なんて」
みたいなセリフを言うのだ！残酷！！