阪神と讀賣の野球をめぐる歴史はどんな問題がありましたか? 戦前の植民地化された歴史が尾を引いていて戦後も反目し合い、 対立的な側面が続いていました。とくに阪神の人々は、讀賣を たたきつぶす姿をみていつも自尊心を満足させていました。で もこの讀賣憎しの感情が、阪神野球の進歩を妨げていた一因に なっていたのです。 それはどういうことですか? 「讀賣に勝てればいい」ということで満足し、「リーグ」の野 球に目が向かなかった。ペナントレースで何勝もできないのは、 この影響が大きいと思います。例えば、いま阪神は星野監督の