2002/03/30 (土) 00:41:19        [mirai]
●2001.3.28 
 結局、独りよがりだったんです。 
 だから、成功なんて最初から私にはありえなかった。 
 それなのに私は一人で有頂天になり、すべてを捨てて絵描きに没頭した。 
 いくら叩かれても、自分はいずれ必ず成功できると心のどこかで信じていた。 
 しかし、だれもそんなことは思ってなかった。 
 調子に乗る私を見て楽しむだけ楽しんだ。 
 誰も私が成功するなんて思ってなかった。夢中で走った馬鹿な私自身を除いては。 
 それに気が付いたとき、自分の成功も人生すらも、すべてが幻に見えた。 
 自分には才能も能力も人望もないですし、この分だと世俗的成功を得ることはありえません。 
 できることは、ただ指をくわえて、成功してる人たちを見てるだけです。 

 だからといって絵描き止めて生きていくつもりはありません。 
 私は、絵描きにすべてを描けてましたし、絵描きに殉じて死ぬ覚悟で生きてます。 
 趣味で絵描きをやってればいいやという妥協した考えで絵描きに望むことは、自分には許せません。 
 それは自分の中にある神に背く行為とすらいえるでしょう。 
 そんな程度の気持ちでしかなかったら、今ここにはいないでしょう。 
 皆さんが私の事を思っていってるって事は解ってるのですが…。 
 そのことはすなわち私にとって、絶望を意味する事でした。 
 今まで応援してくださった皆さまをはじめ、この世界で今生きてる人、生きていた人たち全員に 
 心からの感謝の気持ちを表したいです。 
 ほんとうに、ありがとうございます。 
  
  
 私はただもう、ただひたすら 
 天国への上昇を試みるだけ…。