さよなら想い出の中の二人 まるでスクリーンのヒーローだった さよならセピア色のフイルムに苛立ちと優しさと怒りを 焼き付けた二人 シートに身を沈めて ぽつんと呟いた あなたの夢の中で生きていけるかしら? きっと 別々の写真を きっと 走り始めていたんだね 二人違う景色の中で独りぼっちで さよならエピローグは俺一人 明け方の海岸線を走る さよならフラッシュバックのような 過ぎた日々抱きしめて もう一度 忘れるために さよならバックミラーの中にあの頃のキミを探したけど さよならボンネットを叩く雨 もう何も見えないよ もう何も聞こえないよ さよなら