2002/04/20 (土) 16:01:52        [mirai]
弥蔵の前に仇吉と共におゆうが姿を現す。

おゆう「津軽じゃんがら、やらしておくんなさい( '-')」

鳴り響く二人の三味線。

弥蔵『やめろ!やめるんだ!いい加減にしろ!あっちへ行け!(;゚Д゚)』

仇吉「弥蔵さんですね?('Д')」

弥蔵『違う!俺は違う!(;゚Д゚ヽ~ノ』

仇吉「私は越後高田の瞽女おえい。
   あなたに三国越えの路銀をあげた瞽女師です・・・('Д')」

                          ゚ ゚
弥蔵『嘘だ!そんな馬鹿な!(; Д)』

おゆう「私はその子のおゆう。
    弥蔵さんの顔を見たのがこの世の見納めでしたんで、
    今でもよおく覚えております(#'-')」

弥蔵『うわあああ!助けてくれ、金ならいくらでも出す・・・(;;゚Д゚)』

仇吉「さあこれを持って('Д')」

仇吉、おゆうに匕首を手渡す。
時次郎と藤兵衛は弥蔵を取り押さえる。

藤兵衛『弥蔵さん、この火傷は前橋の火事でついたもんですね?(゜Д゚)』

時次郎『今夜からゆっくり眠れますよ・・・(′ー`)』

仇吉に導かれ弥蔵に迫るおゆう。

弥蔵の絶叫!
 
弥蔵『越後から出て来ねばいがった・・・
   越後から出て来ねばいがった・・・(;~Д゚)」 

― 江戸の菩薩花火は天保四年夏で終わっております。