かえすがえすも残念でならないのは、刺された兄ちゃんが「ポケモン」も見 ずに熱中していたゲームが何であったのかを、記事が報じていないことだ。も しかすると、新聞では報道できないような種類のゲームだったのだろうか? 『レミングス』とか。 この兄弟にとって、今回の悲惨な事件が思い出のヒトコマとなる日は来るの だろうか? はたして10年後には「おとうちゃん。この傷、どないして ん?」「これか? これぁなぁ…、ヒロシおじさんおるやろ」「うん」「あい つ、ガキの時分、えろう血の気の多い奴でなぁ…(苦笑)」といった麗しい会話 が繰り広げられるのだろうか? そうだといいなぁ。そうでなくちゃダメだよ なぁ。 この事件の後、テレビ東京で放映されるアニメ番組では「テレビを見るとき は、部屋をあかるくして、テレビからはなれて、ほうちょうをしまってね」と いうテロップが挿入される・・・ようには、まだなっていないようだ。惜し い。 (佐藤 良平)