>  2002/05/02 (木) 06:22:55        [mirai]
> > 物理法則がデジタルだなんて嘘だ、それはデタラメだよ
> > 例によって証明はできないけど、そんな話は聞いたことがない
> > >つまり太陽は再び同じ時間同じ条件を与えたとすれば同じ時刻に同じ反応を示すが、
> > >脳はその物理法則性に従わない。
> > これはどちらも言えない、
> > 漏れは前者は正しいだろうと考えているが脳も同じように決定論的だと思っている
> > まず「アナログ的」というのが意味不明、
> > 人とコンピュータとを区別したいが為にデジタルとアナログをわけようとしているだけのように見える
> > 未来から過去が導けないという話なら一方通行関数のような例で説明が付く、例えば「n÷mの余」とかな
> > これは別に精神に特有のものではないさ
> > 更に言えば物理法則が過去も現在も未来も等価かどうかなんて分からない
> > 3段落目は何が言いたいのかいまいちわからん
> > 自分の脳を見たときに自分の脳まで到達する情報は様々な要因でかなり制限されるはず
> > だから見ているのは完全な自分の脳ではなくて自分の脳の情報の圧縮された極一部となるだろう
> > 何の不合理もないと思うがな
> > これはたぶんペンティアムマシンでペンティアムマシンをエミュレートしようとするようなもので、
> > リアルタイムにエミュレートするのは当然不可能だ
> 例えば音楽のメロディを考えてみれば、ド、レ、ミという単音を順次発すれば、物理的にはそれは
> 単に一定の音波が時間的に区切られて発せられたに過ぎない。
> しかし私たちはそのド、レ、ミの音をレの時点ではドを意識してレに意味を与えている。
> ミの時も同様に、ドとレの音を意識せざるを得ない。
> と同時に、楽曲の演奏中、最後の最後というところでミスをすればそれまでの演奏が水泡に帰してしまうこともある。
> つまり、私たち現在とは過去に立脚したものであり、その過去もあくまで現在において
> 捉えられている過去であり、連続性を保持している。
> これをアナログ的と表現した。
> そしてこのような意味において、つまり各々の非連続性において物理法則はデジタル的でありその時間は等価である。
> これが物質のデジタル性だ。
> >自分の脳を見たときに自分の脳まで到達する情報は様々な要因でかなり制限されるはず
> むしろこれが問題なのだ。
> 今見ている脳は私の中だけにある脳であるはずなのに、この脳が世界をつくり、その世界が脳を作る。
> では始まりはどこだ?
> 私なのか脳なのか、まさににわとりとたまごではないか。
> これはまさに脳を「私」の起点としているところに生ずるのであると考えられる。

それはアナログ、デジタル、という言葉とはちょと違うぞ
その違いは脳と物理法則を見るときの視点の違いによるように思われる
物理法則は漏れも決定論的だと思っていて初期条件が完全に分かれば
任意時間後の状態が計算可能だと思っている
けど個々の時間を見ればある時間の状態は少し前の時間の状態に依存している
過去から積み重ねられていくという点では貴殿の言う脳となんら変わりない
また、脳も計算可能だと思う、
計算可能という言葉は予測可能という言葉で置き換えれば
過去現在未来と言っていることの意味が分かりやすいかも
ここでいう予測可能というのは理論的にはという話で、
実際はコンピュータで計算しようとしても宇宙が終わるまでに計算し終えないだろう
これは物理法則の方も同じ、n体問題なんか解けやしない

今見ている脳は私の中だけにある脳であるはず、というのがよくわからんぞ
物理法則の支配する世界の中に存在して、その一部の情報を脳で認知するんじゃないのか?

参考:2002/05/02(木)05時57分15秒