> 2002/05/13 (月) 17:38:28 ◆ ▼ ◇ [mirai]> > 君とは話が合いそうだな
> 男性向けでも女性向でも創作というのはそういうものだ
> リアリティーはあくまで調味料に過ぎない
うむ。
付け加えるならばリアリティ志向とご都合主義では方向性が異なっているように思う。
ある作品に対するリアルさの追求にはいわば一種の神話作用が介在していると考えられるが、
ご都合主義とはその神話作用を自覚し、記号化に努め、その上で新たなる神話を築くことを旨としているのではないだろうか?
つまり神話を復唱することによって新たなる神話を築くのではなかろうか?
前者において重要であり目的なのは神話が語られている現実でありそれゆえの安心感なのだろう。
と見ていくと、エロゲという、いわばジャパニーズサブカルチャーの最たるものとでも言うべき
ジャンルにおいて、そしてそのサブカルチャーの担い手に対して語りかける場合においては
リアルの追求という命題はその前提からして敗北しているように思える。
実際においてそれらは求められていないのではなかろうか?
例えばKey制作のKanonにおいては(以下略
参考:2002/05/13(月)17時23分55秒