昨日、外務省の佐藤分析官が逮捕された。 数年前、私は佐藤の奥方とちょっとした知り合いであった。 軽い世間話をするような関係。 その中で、佐藤の奥方の話は、佐藤が外務省内および日本国家において、 いかに重要な人物であるかということに、ほぼ終始していた。 ロシア側のスパイに追いまわされ、外出もままならなかったこと、 お手伝いさんのいるロシアでの生活、ロシアの主要人物との社交などの話。 今思えば、それは彼女たちの日常の話であったかもしれない。 しかし、名もなく貧しく、美しくもなく、コネもなく、才能もなく、 さして将来の展望もないウチらにとっては、「大いなる自慢話」に他ならなかった。 佐藤は同志社神学部の出身。 奥方もまた。さらに彼女は博士課程にすすみ、牧師もする予定だったと思う。 最後にこれだけは、どーしても言わせてほしい。 「ザマ~みろ!(笑)&(泣)&(怒)」 朝っぱらから、性格悪くて、ごめんね~。