2002/05/19 (日) 06:17:23        [mirai]
その夜.中村家では「お艶」が捕まった話で持ちきり.
せんとりつが嘆く中,主水が作戦を練っていた.
主水「明日,夜四つ,おつや(藤田まことさんの読み間違い)を牢役所に担ぎ込む.
隙を見て獄舎の裏に運び込み,四つ半,お歌がお弓を眠らせる.
二人を掃除口で入れ替え.」 

翌朝.お歌はやいと屋のところへ来て西瓜を相手に鍼の練習.
剣之介は籠を担いで走る練習.そのとき,岡引(大塚吾郎)が剣之介に目をつけた.
剣之介ピンチ…と思ったら
岡引「あら,あたしの好み.」
そう.岡引は源五郎だったのだ.剣之介は急いで逃げた.
源五郎「あの人も淡白だわ.」
余談だが,今回オリジナルのキャラクターで登場するのは大塚吾郎さんだけだ. 

主水はお歌を牢の中に連れ込んだ.ちなみに銀次の入牢期限はあと1日.
延ばしてくださいよ,と銀次が頼み込んでいると囚人の妻(野川由美子)が,
子供を連れてやってきた.主水は妻と子供を追い返した.
ちなみに子供の数は赤ん坊も含めて
主水「7人か.よく頑張りやがったもんだ.」
主水は銀次に掃除口からゴミ出しをさせた.ゴミを受け取る屑屋(田村高廣)は
屑屋「ええしょっと.あーあ.世の中不景気だとろくなことねえなあ.」
と呟きながらゴミを運んで行った.銀次は「鍵はあっしが掛けてきます.」
と言ったが,杜撰な掛け方をしたので錠は開いていた.勿論,主水の差し金.
銀次は何のためにこうさせられたのかを知らなかった. 

その晩.やいと屋は占星術をしていた.辰巳の方角に星が流れたので不吉だ,
とやいと屋が言うのを聞き,馬鹿馬鹿しいと剣之介は言った.
そこへ捨三が戻ってきた.お艶が見つかったというのだ.
その頃,やいと屋の懸念が当たったのか,
もう一人の牢屋見回り同心木久原(長谷川明男)が牢屋敷にやってきた.
運が悪い事に石出の命令で宿直を命じられたのだ.不吉だ. 

「荒野の果てに」のメロオケが流れる中,鍼医者(緒方拳)が
お艶の肩に鍼を刺した.治療が終わった後,お艶と玄蔵と八十吉は事が
巧く運んで大笑い.だがその時赤い光が.玄蔵と八十吉は剣之介に一度にやられ,
お艶はやいと屋の鍼で気絶させられた.
そして剣之介はお艶を背負って夜の街を走った. 

四つになった.主水は見回りに出ようとしたが,
寝ていた木久原が起きてしまった.仕方無く主水はお茶っ葉を入れ替えろ,
と木久原に言った.さてお歌がお弓に鍼を刺そうとした時
囚人(三島ゆり子)「なりませぬ.なりませぬ.」
寝言を呟いた.寝言だと確かめたお歌はお弓に鍼を刺した.
さて外へ出た主水は「行き倒れを発見.」仮眠所にお艶を連れ込んで寝かせた.
死んだようにぐったりしているので,
主水は木久原を坂町二丁目のやいと屋のところへ行かせた.
その間に,主水はお艶を背負って拷問部屋の前へ行き,お艶を寝かせた.
さらに拷問に使う首枷の支度をした.