> 2002/06/03 (月) 04:19:31 ◆ ▼ ◇ [mirai]> > 大正期から昭和初期にかけての議会制民主主義は立派な政党政治だな
> > 政党主導で軍の反対を押し切り軍縮まで実現した
> > 明治期も自由民権派が多数を占め時の政府の言いなりにはならなかったことも数知れず
> > 何をもって大政選挙でしかない事実が導き出せるか理解に苦しむ
> こんな長レスわざわざしてご苦労なこったが、
> 軍縮は対外問題からだし、自由民権派云々は政府側の外来政治思想消化時期と合っただけだ
> 明治憲法が天皇だけに主権を与え、かつそうなるよう運営していた事実は拭い去れない
> 小事だけつまみ食いして大局を見過ごしているな
昭和に入ってからは軍部の台頭で対外的な必要に迫られても軍縮できなくなったな
明治には政府の提出した予算案の軍事費が大きいと自由民権派の政党が削りに削って
ついには宮中予算を持ち出す寸前まで追い込み、大正期は軍部の反対を国民世論と
政党の力で押さえつけ軍縮を実現した。軍を議会が押さえつけたことほど議会が
立派に機能していたことを証明することはないな。大日本帝国憲法が欽定憲法で
あっても実際には終戦に至るまで君臨すれども統治せずの原則を貫き通している。
日清日露の戦役において開戦に明治天皇が反対したにも関わらず内閣の開戦決定を
天皇が裁可したことが何よりの証拠だな。
参考:2002/06/03(月)04時07分03秒