アニメ制作データを一元管理 アニメーションの企画・制作などを手がける ゴンゾ・ディジメーション(東京・新宿)は 企画や制作の担当者が同時に接続してスムーズに デジタルアニメ制作を進められる体制を整えた。 業界最大級となる四・三テラ(テラは一兆)バイトの 大容量ストレージ(外部記憶装置)システムを導入し、データを一元管理する。 システムはIBM製で導入コストは数千万円程度という。 ブロードバンド(高速大容量)通信の普及で、アニメのデジタル化が加速している。 デジタルアニメのデータ容量は三十分のテレビ用の場合、 一話で最低三十‐五十ギガ(ギガは十億)バイト。 高画質の作品では四十五分で五百ギガバイトの作品もある。 従来主流の一テラバイト程度のシステムでは記憶容量に限界があった。