2002/06/03 (月) 20:08:05 ◆ ▼ ◇ [mirai]■イヴォンヌの香り★★☆☆☆
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監督・脚本:パトリス・ルコント (1994年 フランス 90m)
この監督の作品ですから、まあ当然のことながらエッチシーンがあります。
そういった雰囲気が自然と作られ、中心となっていくのは
この監督の作品ですから。一人の男が過去の自分の行動を懐古し、後悔する。
ロシアの公爵の出である主人公は若き日に、イヴォンヌに出会い、恋をし、
彼女をアメリカにつれていき女優としてデビューさせようとする。しかし、
彼女はそのヒグラシのことしか考えられない人物だったので、
彼の強引さから逃れてしまう。同じ日に彼と共に過ごしてきた老人は
自分の年を取っていく姿に嫌気がさし、自殺をする。 主人公は後悔する。
過去の若き日ににおいて自分に人の本質を見抜く目がなかったことを。
同時に、若くなくなることを怖れた老人は自殺をする。
それだけ若き日というのは大事なときなんでしょう。