沈没船の財宝引き上げで一杯食わされたどれみ。 引き上げたタダのガラクタの瓶を手に取り、見つめ、夕日に染まる海に投げる。 水面に没するまで目で追い、「わたしも、まだまだね。」と口元に苦い笑みを浮かべ、 タバコに火を付けた。 夕陽の空に海風でタバコの煙がたなびいた。 おジャ魔女どれみ 野望編 完。