http://www.sanspo.com/soccer/top/st200206/st2002061816.html
前日練習のため、イタリア代表の関係者とイタリア人記者が韓国・大田スタジアムに入った途端、顔を紅潮させ、激怒した。理由は韓国側のゴール裏の赤い
席のなかに白い席で描かれた「メッセージ」だった。
客席が2段式になっている同スタジアムの上段には「AGAIN」。下段には「1966」の文字。つまり、この「メッセージ」は、1966年イングラン
ド大会でイタリアが1次リーグで格下の北朝鮮に敗れて敗退した際、サポーターから腐ったトマトで盛大な「歓迎」を受けたあの屈辱の再現を、という意味。
あっけにとられたイタリア人記者の「FIFAはこれを許したのか!」との疑問の声をよそに、イングランド人記者だけは「これでいいんだ。われわれはこ
の大会で優勝したのだから」。涼しい顔だった。
イングランド疑惑のゴールに触れられたくなかったんだな