投稿者:ハッカ飴 2002/06/22 (土) 01:20:35        [mirai]
なぜ、メールは人を感情的にするのか ~ Eメールの心理学

■内容
顔が見えない、声が聞こえない、こんなコミュニケーションをどうする?
例えば、来たメールの文面にムッとしたり、「そんなつまりじゃなかったのに...」と
誤解されたりした経験はありませんか?
文字以外に手がかりの無いメールというメディア。
本書では、心理的な罠と、新しい可能性を探ります。

■目次
第1章 新しいコミュニケーション・ツール
・メールという便利なメディア
・人との対話の多い人がメールも頻繁に使う
・「キューレス」メディアとしてのメール

第2章 メールでつながる人間関係、こじれる人間関係
・メール相談の体験から
・メールは人を親密にする
・メールは人を感情的にする
・メールではなぜ本音が書けるのか
・二十四時間の自分を伝える携帯メール
・携帯メールは「会うための道具」
・遠隔地の友人ともつながる関係に
・メールが人間関係を悪化させるとき
・関係を近づかせすぎる失敗

第3章 メールでグッドコミュニケーション
・返信タイムラグの微妙な感情
・相手への環境への配慮
・顔文字、絵文字は何のため
・使用携帯電話によるグルーピング
・「レレレのおじさん」
・メールにおける「ここだけの話」
・相手のメールを引用する
・相手を不快にさせるメール、愉快にさせるメール
・怒りの感情をどうコントロールするか
・メールに表れる病い、人柄、性格
・書き言葉で話し言葉も鍛えられる

第4章 メル友という人間関係
・人間関係を広げることが難しい時代に
・メル友とのメールは言われるほど多くない
・メール交換だけで長いつき合いのように感じる
・メルが来ないと寂しいメール中毒
・メル友と会ってみれば
・アイデンティティ探しとメル友探し

第5章 出会い系サイトと携帯メール
・出会い系サイトの匿名性の嘘
・出会い系サイトは利用するかしないか両極端
・どんな人が出会い系サイトにはまるのか
・つかの間の人間関係を求めて
・出会いの場が少ない
・恋愛志向か、お遊び志向か
・身体的メディアとしての携帯電話
・携帯電話とウェブサイト
・有料情報へのアクセスは衝動買い
・どのようなサイトにも罠がある

第6章 世代によって異なるメールの世界
・人間関係の持ち方が変わってきた
・部分だけでつき合う局面的人間関係
・恋愛と局面的人間関係
・人づき合いの仕方をどのように学ぶか
・自分探しの時代
・子どもの遊び方が変わってきた
・若い世代は「対人不安」が強い
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・全人的につき合えないオトナ子ども
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・全人的な人間関係は恋愛で学ぶ
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・人間関係の結びにくさが親子関係も変えた
・日本人の社会性の学び方
・全人的な人間関係で育った世代はメールが不得手

第7章 メール・カウンセリングの可能性
・書くことのカタルシス効果
・書きながら自分の問題を見つける
・自分の思考過程の追跡
・書くことで自分を語る
・メール・カウンセリングは本道ではない
・メール・カウンセリングの可能性
・メール・カウンセリングの役割
・メール・カウンセリングの危険な部分



『若い世代は「対人不安」が強い』
『全人的につき合えないオトナ子ども』
『全人的な人間関係は恋愛で学ぶ』

(^Д^)