2002/06/24 (月) 05:56:53 ◆ ▼ ◇ [mirai]お土産話で思いだしたけど
小学のとき修学旅行で鎌倉に行った
大好きなおばあちゃんに薔薇の匂い袋を買った
たいした物じゃなかったけどすごく喜んでくれた
電話する度にありがとうと言っては
肌身はなさず持ち歩き私を思い出すと言う
だから嬉しくて自分用に買ったやつもあげた
本当に気に入ってたらしく香りが消えそうな頃
何処で買ったか聞かれた
本当に鎌倉まで行くと思ってなかったので
(おばあちゃんは北海道の人)
適当に店の名前を作っていった
”境内にあるばばあの店だよー”
たしか本当の名前はおばあちゃんの何とかだった
1週間後おばあちゃんが遊びに来た
鎌倉に行って来たとのこと
でも一生懸命に店を探したけど見つからなかったと…
もうその店潰れたんじゃないの?と笑いながら言っていた
一緒に言った叔母さんの話によると
不自由な足で
ツアーの自由時間中ずっと探し回っていた
行く人皆にこの辺にばばあの店はありますか?
と必死に¥に聞きまわっていたそうで
その話を後から聞いて部屋でワンワン泣いた
おばあちゃんが帰る日
今度私が鎌倉に言ったら必ず買ってくるからと約束した
一年に一回くらいの割合でこの次はいつ鎌倉にいくか聞いてくる
今度今度といって3年が過ぎた
ある日地震で帰らぬ人となった
突然でサヨナラも言えなっかた
去年日本に帰った際鎌倉に立ち寄った
名前は違ったがその店はあった
店内で同じような商品とおばあちゃんの年頃の定員さんを見て
おもわず泣いてしまった
おばあちゃんゴメンネ