2002/06/24 (月) 05:56:53        [mirai]
お土産話で思いだしたけど 
小学のとき修学旅行で鎌倉に行った 
大好きなおばあちゃんに薔薇の匂い袋を買った 
たいした物じゃなかったけどすごく喜んでくれた 
電話する度にありがとうと言っては 
肌身はなさず持ち歩き私を思い出すと言う 
だから嬉しくて自分用に買ったやつもあげた 
本当に気に入ってたらしく香りが消えそうな頃 
何処で買ったか聞かれた 
本当に鎌倉まで行くと思ってなかったので 
(おばあちゃんは北海道の人) 
適当に店の名前を作っていった 
”境内にあるばばあの店だよー” 
たしか本当の名前はおばあちゃんの何とかだった 
1週間後おばあちゃんが遊びに来た 
鎌倉に行って来たとのこと 
でも一生懸命に店を探したけど見つからなかったと… 
もうその店潰れたんじゃないの?と笑いながら言っていた 
一緒に言った叔母さんの話によると 
不自由な足で 
ツアーの自由時間中ずっと探し回っていた 
行く人皆にこの辺にばばあの店はありますか? 
と必死に¥に聞きまわっていたそうで 
その話を後から聞いて部屋でワンワン泣いた 
おばあちゃんが帰る日 
今度私が鎌倉に言ったら必ず買ってくるからと約束した 
一年に一回くらいの割合でこの次はいつ鎌倉にいくか聞いてくる 
今度今度といって3年が過ぎた 
ある日地震で帰らぬ人となった 
突然でサヨナラも言えなっかた 
去年日本に帰った際鎌倉に立ち寄った 
名前は違ったがその店はあった 
店内で同じような商品とおばあちゃんの年頃の定員さんを見て 
おもわず泣いてしまった 
おばあちゃんゴメンネ