今、韓国では、これまで連綿と受け継いできた美徳を押しのけるかのように、 「勝てば何でも許される」という思い込みが国民の間でまん延しているように 思えてならない。当地のテレビを見ていると、その傾向は顕著である。 一例を挙げよう。韓国の某局では、「イタリア戦勝利を振り返る」という番組 主旨のもと、試合を実況していたイタリア国営放送・RAIのアナウンサーの 落胆振りを長々と放映し、彼らを笑いのネタにしていたのである。 それだけではない。同局は敗戦後のイタリア・サポーターにも「今日のゲーム をどう思いますか?」などと、執拗(しつよう)にマイクを向けていたのである。 http://www.sportsnavi.com/column/article/ZZZE5O9VU2D.html