> 2002/07/03 (水) 15:12:28 ◆ ▼ ◇ [mirai]> > 琴線に触れるテンプレもっとキボリ
> 「り、理名・・・おまえ、これは一体・・・」
> 妹は、俺のその言葉を聞いて、かすかに笑みをうかべ、言った。
> 「ごめんね、お兄ちゃん」
> 「ど、どういうことなんだよ!」
> 「こういうこと」
> 妹は、手足の自由のきかない俺を無理矢理立ちあがらせると、
> いきなり俺の頬を、平手打ちした。
> 「痛いっ!な、なにすんだよ!」
> 「ふふふ・・・虚勢はっちゃって!童貞のクセに」
> 「そんな・・・」
> 俺はあまりのことに頭が真っ白になった。
> 図星だった。俺は童貞だ。20歳を超えて予備校生の俺。
> 一方、2つ年下の妹はもうすでに大学生で、非処女。
> 「くそ!」
> 俺は悔しくて、床でもがきながら、なんとか起き上がろうとした。
> そのとき、目の前の椅子にすわり長い脚を組む、
> 妹のミニスカートの奥が、見えそうになった。
> 「こら!」
> 妹が大きな声を出した。
> 「のぞいたでしょ、お兄ちゃん」
> 「の、のぞいてないよ!」
> 「うそ。のぞいてたじゃん、ヘンタイ。これだから童貞は」
> 「童貞、童貞、ってお前、妹のクセに!」
> 妹は、また笑みを浮かべると、俺の目の前に顔を近づけた。
> 「ふーん。童貞、っていわれて悔しい?でも、しょうがないよね、
> まだ受験生だもんね。大学生のお姉さんに歯向かう方が身のほど知らずじゃん」
> 妹は、俺を抱き起こした。俺の顔に妹の胸がかぶさり、とってもいい匂いがした・・・。
> 「だってさ、あたしたち、大学生と受験生だよ。
> 背の高さだって同じだし、なんかお兄ちゃん、弟みたい!」
> 「お、おまえ!俺をそこまで馬鹿にして!」
> 「別に馬鹿になんかしてないよ。でもお兄ちゃん、キスもしたことないんでしょ?」
> 「・・・・・」
> 「キスはね、こうするの」
> 妹は、俺の唇に自分の唇を重ねた。
> (り、理名・・・)
> 初めて味わう感覚に、俺は頭がおかしくなりそうだった。
> さらさらの髪からこぼれるシャンプーの香り。
> ミニスカートから伸びるむっちりとした太股、可愛い顔。
> 「もっとぎゅって抱きしめていいよ、お兄ちゃん」
> 「理名・・・」
> 妹とはいえ、まるでステキなお姉さんにリードされているような錯覚を、
> 俺は感じていた。
> 「もう。苦しいよ、困った童貞クン」
> 「ご、ゴメン・・・」
> 「たっぷり可愛がってあげる。お兄ちゃんはあたしの奴隷よ、いい?」
> 「う、うん」
> 「うん、じゃないでしょ!」
> 「は、はい・・・」
> 「そ。さあ、こっち来て」
> 俺は、抱えられるようにして、妹の部屋に連れ込まれ・・・。
URA
参考:2002/07/03(水)14時52分34秒