2002/07/23 (火) 02:21:13        [mirai]
日本航空123便事故から学び取らねばならぬこと
よく言われているのが、シートベルトの構造です。

シートベルトは、衝撃発生時に体を固定しておくのに有効なものです。
しかし、体を固定するのに、腹部のみで固定すると、腹部に大きな力が加わります。
腹部に大きな力が加わるとすれば、当然、腹部を切創します。腹部を切創すると言うことは、
割腹したときと同じような状態になります。

切腹の際、割腹しただけでは、苦しいだけでなかなか死なないので、介錯を行うのです。
つまり、シートベルトのせいでかえって死ぬにも苦しまなければならなくなるのです。
腹部を切創して、放置しておけば、雑菌が湧き、完治不能になる可能性もあります。
生存率のUPや、怪我の程度の緩和のためにも、両肩からベルトを掛けるタイプのシートベルトの導入が
必要なのです。

日本航空123便事故の際、機体後部に座っていた、乗客のうち、腹部切創が原因で死亡した人が、
大半を占めています。つまり、シートベルトの構造さえよければ、さらなる生存者が予想
されたわけです。事故原因だけではなく、万が一の時の生存率UPも、建議する必要がある
のではないでしょうか。