> 2002/07/28 (日) 12:30:05 ◆ ▼ ◇ [mirai]> > NASAというのは金があるのだなぁ、と思った。
> > 漏れは実は自閉症なのだが、開平算を暗記でできちゃうくらい計算が
> > 得意だったのでカジノで確率計算をばんばんして生き別れになっていた兄と
> > 荒ら稼ぎしている時にNASAにうちに来ないかとスカウトされたのだ。
> > しかし、アニオタの漏れはどうしても日本を離れるわけにはいかなかった。
> > 漏れはテレビ東京系のテレビ局が無いところで仕事はできない。
> > そんなことを説明し辞退を申しでたのだが、香具師らは日本から
> > ヒューストンまで毎日通ってくれればいいと言う。
> > そして彼らはJAL国際線の定期券を作ってくれた。
> > (続く)
> そうまで言ってくれるのなら、とNASAに就職を決めた漏れは
> 家に帰る途中、2流3流企業に対して就職活動をしている大学生どもに
> 心の中で「漏れはNASAだぜ」とつぶやき、優越感にひたりながら
> ある計算をしてみた、通勤時間である。いかん、と思った。
> 行きはジェット気流のおかげで16時間、向こうで仕事を8時間し、
> 帰りの飛行機が今度は19時間。だめだ、時差の影響を考慮にいれても
> 絶対夕方6時のアニメ枠に間に合わない。帰ったらすぐに断りの電話を
> NASAにしようと決めた。そんな時だった、肩を叩かれたので振り返ると
> 「久し振りね、空白君」
> (続く)
中学の時の同級生田中だ、下の名前は..理恵だったかな?
「どうも、それにしても田中さんよく漏れだってわかったね」
彼女と会うのは卒業以来だから、7年ぶり位だろう。
「空白君全然変ってないんだもん、すぐわかるよ」
「そうかなぁ。ところで田中さんは今何してるの」
「私?就職活動の帰りなの。ほら、来年卒業でしょ、でも結構大変なのよねぇ。
空白君は?」
「ああ、漏れは就職決った。NASAに」
(続く)
参考:2002/07/28(日)12時21分16秒