>  2002/08/04 (日) 04:30:44        [mirai]
> > 眠るまで、なにかお話しして…
> 息子の学校へ忘れ物を届けに行ったとき、 
> 学校は中休みで、子供達は校庭で遊んでいた。 
> 正面玄関を抜けた所にある花壇で、軽い障害のある子が、 
> 上級生に囲まれて泣いていた。その中のリーダー格の一人が 
> 「やれよ、時間がねえんだよ。やんなきゃ殺すぞ。」と凄んでいた。 
> 頭にヘッドギアをつけた、おそらくは肢体不自由の他に知的障害もあるであろう、 
> 特殊学級の男の子が、しくしく泣いているその姿に勝ち誇るかのように、 
> そう言い放っていたのは、俺の息子だった。 
> 俺は背後から息子の髪を掴んで地面に叩きつけた。 
> まさかここにいるわけのない父親の顔を見て、信じられない表情の息子の 
> 胸ぐらを掴んで立たせて、顔面を殴った。 
> 生まれて初めて親父に殴られた恐怖に、顔をこわばらせる息子に、 
> 「時間がねえんなら、てめえがやれや。」と俺は言った。 
> 俺は息子をてめえなんて呼んだことはないし、ましてや殴ったこともなかった。 
> 小さいときから、情操教育に気を使い、人に優しくあれと教えてきた。 
> 小さい子、弱い者を守ることの美徳を教えてきたつもりなのに。 
> こんな陰湿ないじめをするようなガキに育ったのは、俺の責任だ、 
> そう思ったら、くやしくて、情けなくて、また息子を殴った。 
> 鼻血を出してうずくまる息子を見下ろして仁王立ちになった俺を、 
> 職員室から飛び出して来た担任が止めた。 
> もうこの先は書きたくないから書かないが、 
> 帰り道で涙が止まらなかった。 
> 全部俺の責任なんだ、そう思うといたたまれなくなった。 
> 小学校の高学年から高校までいじめられていた俺の、 
> よりによってその息子が、あんなことをしていたなんて。 

子供なんて産まなければ良いのに

参考:2002/08/04(日)04時22分22秒