> 2002/08/04 (日) 04:30:44 ◆ ▼ ◇ [mirai]> > 眠るまで、なにかお話しして…
> 息子の学校へ忘れ物を届けに行ったとき、
> 学校は中休みで、子供達は校庭で遊んでいた。
> 正面玄関を抜けた所にある花壇で、軽い障害のある子が、
> 上級生に囲まれて泣いていた。その中のリーダー格の一人が
> 「やれよ、時間がねえんだよ。やんなきゃ殺すぞ。」と凄んでいた。
> 頭にヘッドギアをつけた、おそらくは肢体不自由の他に知的障害もあるであろう、
> 特殊学級の男の子が、しくしく泣いているその姿に勝ち誇るかのように、
> そう言い放っていたのは、俺の息子だった。
> 俺は背後から息子の髪を掴んで地面に叩きつけた。
> まさかここにいるわけのない父親の顔を見て、信じられない表情の息子の
> 胸ぐらを掴んで立たせて、顔面を殴った。
> 生まれて初めて親父に殴られた恐怖に、顔をこわばらせる息子に、
> 「時間がねえんなら、てめえがやれや。」と俺は言った。
> 俺は息子をてめえなんて呼んだことはないし、ましてや殴ったこともなかった。
> 小さいときから、情操教育に気を使い、人に優しくあれと教えてきた。
> 小さい子、弱い者を守ることの美徳を教えてきたつもりなのに。
> こんな陰湿ないじめをするようなガキに育ったのは、俺の責任だ、
> そう思ったら、くやしくて、情けなくて、また息子を殴った。
> 鼻血を出してうずくまる息子を見下ろして仁王立ちになった俺を、
> 職員室から飛び出して来た担任が止めた。
> もうこの先は書きたくないから書かないが、
> 帰り道で涙が止まらなかった。
> 全部俺の責任なんだ、そう思うといたたまれなくなった。
> 小学校の高学年から高校までいじめられていた俺の、
> よりによってその息子が、あんなことをしていたなんて。
子供なんて産まなければ良いのに
参考:2002/08/04(日)04時22分22秒