怯える若者は詩人を追った 森を抜けて詩人は海へ ボートに乗って オーム!!!オームオームオーム オーム!!!オームオームオーム 私は眉を剃って オーム!!!オームオームオーム オーム!!!オームオームオーム 満月の夜も休まず オーム!!!オームオームオーム オーム!!!オームオームオーム 詩をつづろう オーム!!!オームオームオーム オーム!!!オームオームオーム 世界を憎む詩を!! 「詩人はとある小島に流れ着いた 犬とネコとコウモリとピエロが彼を迎えた。 私はこの世の全てを憎む。 憎んでも憎んでもまだ余るこの世の全てを言葉で燃やし尽くしてみせよう。 力を貸してくれ。 だが怯えたピエロの密告で 詩人は警官隊の銃弾に倒れた。 その夜 犬はワンワンと吠え ネコはニャーニャーと鳴き そしてコウモリは黙して語る事がなかったのであった!!」