>  2002/08/11 (日) 09:08:40        [mirai]
> 龍騎見逃した(;´Д`)詳記

「まだ手塚たちに会ってもいないのに、どうやってあいつらを助けられる……?」
「無理だ。お前は、前と同じ道を歩け」
「そんな……そんなことできるわけない! もう一度、あんなこと繰り返すなん
て……!」 

龍騎たちの前に現われた、13人目のライダー・オーディンは、「タイムベント」の
カードを使った。
真司が気づいたとき、時は2002年2月にさかのぼっていた───まだ、彼がドラグレ
ッダーと契約しておらず、カードデッキがブランクだった頃。
否応なしに同じ出来事を繰り返しながら、ふたたび時は流れていく。“未来の記
憶”が薄れていく中、須藤や手塚を救うために、運命を変えようと必死の抵抗を試
みる真司だが……。 

まさかのタイムスリップ。過去に起こった事件の数々を、もう一度繰り返すハメに
陥った真司は、言ってみれば、未来が見えていた手塚と同じ気持ちを味わうことに
なるのですが、未来は(現在は)、はたして変えられるのでしょうか……? 

というわけで、過去にあったシーンを、微妙に変えて撮り直していくという、不思
議な撮影現場となりました。

監督の鈴村展弘氏は、スーパーチーフ助監督(としか言いようがない。最近では
“監督補”とクレジットしています)として、『龍騎』のすべてを切り回してくれ
ている存在。第1話から劇場版まで、『龍騎』のすべてに携わっている現場スタッ
フは、じつは数えるほどしかいない(おそらく3人だけ)のですが、鈴村氏はその
ひとり。
そんな彼がいてくれるからこその企画です。


繰り返すシーンの元ネタが、田崎監督・石田監督・長石監督・佐藤監督と、等分に
なるような構成になっているのは、鈴村監督が全監督から等分にツッコミを食らう
ための配慮。(^^;
また、『タイムレンジャー』のファンだった方には、メインライターの小林さん
が、タイムスリップネタをどう料理するかも、大きな見どころ(ツッコミどこ
ろ?)になるでしょう。(^^; 

……と、まるで遊んでいるかのような書きっぷりですが、お話の内容はかなりハー
ド。劇場版公開直前のOA(*1)だけに、勝負かけてます!

参考:2002/08/11(日)09時03分14秒