2000/11/04 (土) 04:37:27 ◆ ▼ ◇ [mirai]最初にご注意。
この文には『ああっ女神さまっ』クライマックスに関するネタバレが含まれております。
また私見ながら不満点も書いているため、未見の方はお読みにならないことをお勧めします。
またこの作品を気に入っている方を不愉快な気持ちにさせてしまいそうな部分もあります。
あくまでも僕個人の愚痴ですので、「そういう見方もあるのね」と聞き流していただければ幸いです。
今日、劇場版『ああっ女神さまっ』を観てきました。
OVA版がとても良かっただけに、劇場版の話を聞いた時から密かに楽しみにしていたんです。
感想としては、絵もとても綺麗でしたし、以前のツリーにもありましたが歌のシーンもとても良かったです。
30歳台を半分過ぎた身でありながら、あのベルダンディーの台詞を素直に聞けた自分を嬉しく思います(笑)。
しかしその一方で、キャラクターの描写方法に疑問を感じました。
ベルダンディーがまるでコンピューターネットの端末のように扱われているのが気になったんです。
極めつけはワクチン投与のシーンです。
ベルダンディーの身体がブロック状に分解し、中から球状のウィルスが現れ蛍一(セレスティン)がそれをわし掴みに
する・・・。
このシーンでは、『エヴァ』劇場版でゲンドウがレイのお腹に手を突っ込んだ時のような不快感を感じてしまいました。
今まで魅力的なキャラクターとして接していたのが、一転してモノ扱いされているような気がしたのです。
女神とはいえ、彼女の家庭的な部分が好きだった者としてはショッキングなシーンでした。
もう少し違う表現が出来なかったものかと思います。
もう一つ、大樹の根元でベルダンディーがセレスティンに寄り添って眠るシーンがありました。
あれを見て、師弟の間柄を超えたヨコシマな連想をしてしまったのは僕が汚れた大人のためでしょうか。
いや、ベルダンディーのキャラクターならばそういうシーンであっても、もっと純粋なものとして描くことは可能だったは
ずです。
これは僕の想像ですが、尺の短いビデオでは問題なかったものの、長編映画の時間軸の中では彼女のピュアさを
維持し続ける事が難しかったのではないでしょうか。
だから途中で眠りについてドラマから降板させたり、記憶喪失で最初に戻したりしていたのかも知れません。
なにかこう、人間離れした純粋さを持つキャラクターを普通の人間が描くという事の難しさを感じてしまった映画でし
た。
でもなんやかんや言っても、ベルダンディーが僕にとって理想の女性像であることには変わりないんですけどね