2002/08/16 (金) 04:28:19        [mirai]
舞台は私立大島学園。創立は何と明治時代、由緒正しい学舎です。

 広大な敷地に行き届いた各種施設・・・。
 その広い敷地の端っこ、普段は学生も立ち寄らないところにある、古びたプレハブ。
 そこが、土木研究会の部室です。

 僕は、父親の仕事の都合でここに転校してきました。

 その転校初日。
 遅刻気味に家を出た僕は、朝食のパンを咥えたまま通学路を走っていました。
 そして、曲がり角を曲がる時に、何かすごく堅いモノにぶつかって昏倒してしまいます。

 「・・・・・・うう。」

 夢の中・・・。
 僕は、なんだかぬるぬるしたものに絡みつかれていました。
 それは気持ちいい夢。若さゆえ、夢精したこともあります。その感覚で目覚めると、そこには・・・・・・。

 「お、気がついたか。」

 気絶した主人公を介抱してくれた人・・・あの堅いモノの正体・・・。
 それが、土木研究会部長・高原美奈子さんでした・・・・・・。