「ゲット・アウェイ!(逃げろ)」。 サングラスに革ジャンのおなじみのスタイルでマシンガンを手にしたターミネーターが叫ぶ。 殺りく兵器の製造工場に侵入し、今回初登場の女ターミネーターと遭遇。 のちに人類の救世主となる若者コナーとその恋人を逃がして女ターミネーターと対決するクライマックスシーンの撮影だ。 ジョナサン・モストウ監督から「カット! グレート」の声が掛かると、シュワルツェネッガーは満足そうにうなずいた。 大詰めを迎えた撮影はダウンタウンにある ロス・センター・スタジオの6つのスタジオを使って行われている