老婆レイプ犯、逃亡中

立て続けに老婆をレイプした危険人物が逃亡中――スコットランドのストラスクライ
ド警察は27日、その男の名前と顔写真を公表した。イングランド南部のブライトンに
潜伏している可能性が高いという。
指名手配されたのはストラスクライドのペイズリー出身でプロテスタント系の救世軍
に勤めていたリチャード・クロフォード（41）。身長約176センチで、髪は茶色。深
くくぼんだ目に両腕の入れ墨が特徴だ。
クロフォードはペイズリーで1987年のクリスマスイブに87歳の女性をレイプし、その
数カ月後に79歳の女性をレイプ未遂。これらの容疑で有罪となり、２年前にグラスゴ
ーの高等法院で終身刑を言い渡された。被害者２人は、事件後すぐに亡くなってい
る。
しかしその後、クロフォードの弁護団が逮捕の決め手となったＤＮＡ鑑定について異
議を唱え始めた。クロフォードのＤＮＡは別件の捜査で検出されたもので、本件に適
用するのは違法というのがその主張だ。スコットランドでは95年に刑事訴訟法が発効
しており、これに反するという。
こうしたことが認められ、服役中だったクロフォードは裁判の準備のために警官の監
視下で仮釈放の身となった。だがエジンバラで開かれた公判に出廷しなかったため、
裁判所は急きょ逮捕状を発行。それから６週間が経過した。
ストラスクライド警察は、クロフォードらしき人物を見かけたら、近付くことなく、
すぐに通報するよう呼び掛けている。特に老年の女性に危害を加える恐れがあるとし
て、注意を促している。

病んでるね(;´Д`)