> 2002/08/30 (金) 18:14:09 ◆ ▼ ◇ [mirai]> だめだもの凄く眠い(;´Д`)あのテンプレを早く
バイスに手紙が届いたのは一昨日の事だ。
ただ場所と日付が指定されただけの用件の書かれていない手紙だったので
無視しようかとも思ったのだが、指定された場所は殆ど誰にも知られていな
い筈の自分の別荘だったので仕方なく行く事にしたのである。
いささか不用心ではあるが、彼女には相手が並みの人間なら束になってか
かって来たところで軽くあしらう実力は持っているし、それ以上の「自信」
があるので特に準備も何もせず、いつもの様に別荘のドアを開けた。
鍵は、開いている。合鍵など作った覚えはないのに・・・だ。
「人の居る気配はするのだが・・・・何処だ?」
耳を澄まし、呼吸を整え、辺りの空気を読み取る。
殺気は感じないが、相手は気配を押し殺している様子も無いのでなんとな
く解る。
「近くだな、ここか」
入り口から一番近いところにあるドアは応接間へと通じている。
応接間といっても応接する対象など居ないからソファとカーペットを敷い
て寝転がるだけのというのが普段の用途なのだが。
応接間のドアを勢い良く開け、身構える。
と、見覚えのある女がソファに座りバイスの方を見ていた。
「物騒ね、何やってんの? バイス。」
「・・・・・・それはこっちのセリフだ・・・・・・。」
「うふふ、お久しぶり」
「久しぶりって言ってもお前と最後に顔を合わせたのはほんの10日程前だ
ろうが・・・マチュア・・・・」
「あれ~? そうだったかしら?」
「大体、お前はいつのまに合鍵なんて作ったんだ、一応ここは私の持ち物な
んだがな・・・」
マチュア・・・・。それがバイスを呼び出した人物の名前であった。
バイスと同じくルガールの秘書を務めていた人物で、当然バイスとの親交
も深い。
その深さは「同じ職場だから」という理由だけでは不十分なくらいに、で
ある。
「いつ作ったかって? いつって言われても困るわね・・・・正確な日時
なんて覚えていないものねぇ・・・・ま、半年くらい前かしら?」
「は、半年・・・・・。」
「あはは、そんなに驚いた顔しないでよ、ねぇ、それよりも・・・・・」
マチュアはバイスに擦り寄ると耳に息を吹きかけ、胸を服の上から弄る。
「お、おい、こら、マチュア・・・・」
「バイスぅ、バイスの、ね、欲しいのぉ」
甘ったるい声でバイスの名を呼びながらバイスの耳たぶを軽く噛む。
マチュアには耳たぶのやわらかな感触が、バイスには刺激による軽い快感
が伝わる。
「ん・・・・・こら・・・・・」
「なぁに?」
「やめ・・・・・んんっ・・・・」
いつの間にかバイスの胸を弄っていた手とは違う手がバイスの股間に伸び
参考:2002/08/30(金)17時56分32秒