10万年の周期で地球は軌道を『円⇒楕円』『楕円⇒円』と変える。 また、地軸の傾きの変化は4万年周期で変化する。 1万5000年前の氷河期は、 地球の楕円軌道と最も傾きの少ない地軸角であった。 現在、氷河期の起こる条件は寒い冬ではなく、 冷夏による『アルベド効果』=万年雪による熱反射により、 地球に熱エネルギーが蓄えられないためという説が強い。 海面の反射率は10%、雪面は90%にも及ぶ。 計算によると、次ぎの氷河期は2000年後に始まり、 2万年後にはニューヨークは氷河に埋もれる……