2002/09/23 (月) 17:23:34        [mirai]
さて、北朝鮮帰国者の運命を書いた記事を読み返してみると、
事実を誤ってはいけない、論理を踏み外してはいけないという緊張感が、
ひしひしと伝わってくる。これを「硬質な文章」というのだろうか。
エピソードもまた、情緒的な表現や過剰な修飾を避け、淡々と物語られている。
しかし、最後のところで、泣けた。自分が書いた文章に泣けるのは、
つくづく幸せ者、あるいはただのおめでたい人間か。