>  2001/01/30 (火) 22:12:50        [mirai]
> あ~ぷっ

トラウマを負ったPTSD患者の脳の一部(海馬、扁桃体)は、 
そうでない人よりも約1割ほど縮小している。 
恐怖と苦痛を感じなくさせる、β-エンドルフィンなどの脳内物質の 
過剰放出によるものと考えられている。 

また、PTSDの患者がトラウマ体験を思い出すとき、イメージや視覚を 
司る視覚野、情動を司る大脳辺縁系が強く活性化する。 
これは、「トラウマ体験を視覚的に思いだし、情動が強く掻き乱されている」 
ことを意味している。視覚的に思い出す、ということは、簡単に言ってしまえば 
「今まさに目撃している」ように思い出すということだ。 
そして、理性や言葉を発することを司る前頭連合野は、極度に沈静化する。 
これは、そのような情動の混乱を理性では抑制することができず、 
自分自身の感じている恐怖や苦痛、混乱を言葉で表現することができない 
ことを意味している。 

心的外傷と脳に関する研究は始まったばかりなのであまり詳しくは 
判っていないが、心理的だけでなく身体的にもダメージを負っていると 
いうことがいえるらしい。 

判りやすいように「心的」とつけることが多いが、 
トラウマは文字通り「外傷」といえよう。(これは私見)


参考:2001/01/30(火)22時10分30秒