「だってわたし、お兄ちゃんにお返ししなきゃいけないんだもの……」 「お返し?」 「うん。お兄ちゃんはわたしとセックスはしたけど、オナニーするところは見てないでしょ?」 「それはお前も一緒だろ!」 「ううん。実はわたし、お兄ちゃんのしてるところ見たことあるもの。お兄ちゃんが受験勉強してる時、わたしが英語の辞 書を借りに行ったことがあるでしょ」 「あっ!あの時、お前が!?」 「そ。お兄ちゃんがオナニーしてるとこ、しっかり見ちゃった……でも、あの日からわたしはお兄ちゃんのこと、本気に好 きになったんだよ」 「……」 「だから、わたしはお兄ちゃんに自分のオナニーを見せる義務があるの。でもやっぱり、一人じゃ恥ずかしいから、二人 でやろうよ。そのあとちゃんと、ね?」