だが怯えたピエロの密告で 詩人は警官隊の銃弾に倒れた。 その夜 犬はワンワンと吠え ネコはニャーニャーと鳴き そしてコウモリは黙して語る事がなかったのであった!!」 でも言葉だけは風に乗って 幾つもの街を超えて 蝶の群れとなり オーム!!!オームオームオーム オーム!!!オームオームオーム 詩人の屍は オーム!!!オームオームオーム オーム!!!オームオームオーム 海を超え北の国へ オーム!!!オームオームオーム オーム!!!オームオームオーム その国の漁師によって オーム!!!オームオームオーム オーム!!!オームオームオーム 手厚く葬られたという