2002/10/04 (金) 03:53:20        [mirai]
君は? と突然の来訪者に驚くガーレンの目がさらに見開かれていく。
その視線はしだいに上へと上がり、ほとんど天井を見上げるような状態になる。
「バカな…ッッ」
シコルスキーが頭上から襲いかかる。その所業はほとんど妖怪だ。
既知の外側で起きた惨劇の記憶にガーレンは堅く目を閉ざし震えた。
ロシアの英雄であっても妖怪は怖いらしい。