ある人の話では、経営不振が原因で自殺する経営者は年間5,000人を超えて いると言うことである。しかしこれは言葉が悪いが、5,000人超と言うのは 、自殺に成功した人々であり、自殺未遂の方々の数はこの7倍もいると言う。 また自動車で塀にぶつかって死んだが、ブレーキの跡がなく、自殺者に含 まれていない人もいると言う話である(おそらく保険金の関係もあるので あろう)。また自殺までに到らなくとも、今日の緊縮財政によるデフレ政 策で不幸な状況に置かれている人は、この何十倍もいる。しかしこれらの 人々は声を上げることなく、じっと耐えている。このような悲惨な状況に 陥れた政策は、まさに「犯罪」の名に値する。政府による犯罪である。