> 2002/10/12 (土) 15:31:20 ◆ ▼ ◇ [mirai]> > なんか理不尽な感じがして、自分の最後の理性が足洗う方へ向いたんだよ。
> > あの子ら以外にもあったよ。最終的に足抜けしたのは…。
> > 爺さん婆さん夫婦に追い込みかけた時だった。
> > ボロいアパートに住んでいて、漏れと兄さんが行ったんだけど、
> > 孫ぐらいの漏れらに土下座して泣いてるんだよ。
> > 「すんません。すんません。」って。
> > 何も食ってなくてフラフラしててさ。所持金30円だった。
> > さすがに黙ってられなくて、兄さんに何されてもいいから漏れは助けたくなった。
> > こいつら見捨てたら、漏れ本当に無情になってしまう!って思った。
> > 漏れも向いてないんだろうけど、その兄さんもこの仕事に向いてなくてさ。
> > 顔が怖いのと、両親がこの世にいないから流れてこっち側来た人なんだよ。
> > 「どうするよ。」って、追い込みとかもうどうでも良くなってきて
> > 爺さんと婆さんに飯食わせながら、兄さんと逃がす話してたんだよ。
> > 爺さんは、見るからに人の良さそうな騙されやすそうな感じで
> > まあ、案の定騙されたんだけどな。
> > 婆さんと2人で、八百屋のクズ野菜を貰ってしのいでた生活だったらしい。
> > 働くことも出来ず、年金もわずかだから本当に老いて地獄にいる状態だった。
> > 漏れよりも兄さんが同情してて、段取りは全部兄さんがやった。
> > その為の金も、その後どうするかも全部。方法は一つ、「夜逃げ」だけ。
> > 兄さんは、2人だけ連れて一緒に消えた。
> > 漏れは知らない事になってるから、数日間だけバレないように気を張ってた。
> > 事務所も、爺さんと婆さんだから追跡しなかった。
> > 1ヶ月ぐらいして漏れが足抜けしたのをどっかで聞いたらしく、
> > 兄さんから連絡がきた。爺さん夫婦と一緒にいた。一緒に暮らしていた。
> > 漏れは、本気で誰かを救った兄さんをすごいって思ったけど、
> > 兄さんは爺さんらに救われたっていってた。「婆さんの料理はうめーぞ」って。
> > 実際にこうやって逃がす事もある。
> > でも、バレたら最悪は海の可能性だってある。
> > 若い奴でヘラヘラしやがって、裁判所に逃げたらどうにかなるって思う奴ら、
> > そういう奴らからは、遠慮なく頂く。実際に自殺された事もあった。
> > でも、死ぬのはいつも騙された奴らばかり。
> > 確信犯で借りる奴らは、上手く立ち回って逃げる。
> > 悔しいな。どうにも出来ないからそう思うのかもな。
> > なんか、長くなってすまないね。
> > 読むの疲れてないか?
> たった3分でものすごいタイプ量だなぁとは思う(´ー`)
だれか文字カウントしてくれ
参考:2002/10/12(土)15時28分54秒