2002/10/13 (日) 03:13:17 ◆ ▼ ◇ [mirai]神「よくここまで来ましたね、おめでとう!
このゲームを勝ち抜いたのは、あなた達がはじめてです!」
主人公「ゲーム?どういう事だ?」
神「私はこの世界に飽き飽きしていました。
そこでアシュラを呼び出したのです」
主人公「何考えてんだ!」
神「アシュラは世界を乱し、面白くしてくれました。
だがそれも束の間の事、彼にも退屈してきました…」
主人公「そこで、ゲーム…か?」
神「そう!その通り!
私は悪魔を討ち倒すヒーローが欲しかったのです!」
主人公「何もかもあんたが書いた筋書きだったってわけだ」
神「なかなか理解が早い。
多くの者達がヒーローになれずに消えていきました…
死すべき運命を背負った、ちっぽけな存在が、必死で生き抜いて行く姿は、
私さえも感動させるものがありました。
私はこの感動を与えてくれた君達にお礼がしたい!
どんな望みでもかなえてあげましょう!」
主人公「おまえのためにここまできたんじゃねえ!
よくもおれ達を、みんなを、おもちゃにしてくれたな!」
神「それがどうかしましたか?
すべては私がつくったモノなのです…」
主人公「おれ達はモノじゃない!」
神「神に喧嘩を売るとは…つくづく楽しい人達だ。
どうしてもやるつもりですね。
これも生き物のサガか…
よろしい、死ぬ前に神の力、とくと目に焼き付けておけ!」