2002/10/13 (日) 22:39:00        [mirai]
彼女はゆっくりと手のひらを引き離し、獲物の生死を確認する。
俺は息を飲んだ。

「あっ逃がしちゃった~」

「ぷぅ~ん」といういつもの耳慣れた羽音が俺の耳を掠める。
俺は安堵のため息をついた。