T2000最強の外国人スコット・ノートン(41=米国)が、 シリーズ開幕戦で外敵のロス道場軍と電撃合体した。 セミのタッグマッチ終了後、味方のはずの蝶野に殴る蹴るの暴行。 最後は超高角度のパワーボムで試合前の蝶野をKOし、意気揚々と引き揚げた。 ここ数年、ノートンはT2000の大黒柱として 新日本本隊と激しい抗争を繰り広げてきた。 しかし、4シリーズぶりの参戦となる今回、試合会場に着いて仰天した。 自身が不在の間に出現した魔界倶楽部、ロス道場軍などの新たな外敵に対抗し、 蝶野率いるT2000は永田や中西らの本隊と大同団結。 ノートンの居場所はなくなっていた。 経緯を知らされていなかっただけに、怒りはすさまじかった。 5カ月ぶりの試合のために自費で新調したタイツには 「T2000」のマークまで入れてきていた。