2002/10/26 (土) 19:29:24        [mirai]
2002年10月27日 12時29分

パリーグの低レベル野球に、球界首脳ため息(夕刊フジ)

いよいよ日本シリーズが開幕したが初戦は予想通り巨人の圧勝だった。
日本シリーズ初戦は上原・松坂の両リーグを代表する投手がともに先発だったが
パでは無類の強さを誇った松坂は絶好調ながら巨人打線に3回KO。
一方の上原はペナントでも見られないほどの不調。
それにも関わらずパ最強と謳われた西武打線でも手も足が出なかった。

ある球界関係者は「ここまで両リーグの力の差が広がっているとは思わなかった。
松坂が毎年のように最多勝を獲得し話題になったが、セリーグでは並の投手止ま
りという事が証明されてしまっただけだった。」と試合を客観的に分析する。

しかし巨人が圧勝するだけならまだ予想されていたこと。
別の球界首脳に近い関係者はこう明かす。
「今回の日本シリーズは両リーグを圧倒的に勝ち上がったチーム同士の対決で
質の高い野球を見られると期待したファンも多いはず。こうレベルの低い試合
ではプロ野球の地盤沈下は避けられない。」

プロ野球界の浮沈のためにも、第二戦以降の試合は少しでもレベルの高い試合を
ファンの前で見せなければならないが。(夕刊フジ編集委員・江尻良文)