2002/10/29 (火) 00:45:00        [mirai]
   May 12 2005 
       合衆国は、欧州及びアジアの同盟国との高レベルの安全保障会合を召集した。諜報情報がその根拠であった。
      DPRKはDMZ近辺に兵員を終結させており、中国軍の航空機は北朝鮮との国境を横切って行き交っていた。孤高
      のリーダであるキムジョンイルは、いかなる公式の場にも姿を見せておらず、CIAの一部には、彼が死亡したと考
      えているものもいた。嫌疑を最小限にとどめるために、例年行われているアジア/太平洋演習の例に基づいて移動
      させられた。

       会合の参加者達は、対抗軍事力を早急に朝鮮半島に移動させることについて合意した。過去に例が無いレベル
      での信頼と協調により、ロシア政府が、この"演習"に戦闘機部隊を参加させることに合意した。

       この地域に対し米国及び同盟軍が抱いていた希望は、DPRKの指導者達が、国際的な協調姿勢に対し攻撃を
      思いとどまってくれることであった。

      May 22 2005 
       一方で、別の大事件も発生した。DPRKメディアによって驚くべき出来事が報道されたのだ。韓国のスパイがKim
       Jong Ilを暗殺したと言うのだ。DPRKメディアによれば、この勧告スパイは赤軍により射殺されたと言う。捜索の
      過程で彼はアメリカ製兵器と共に発見されたと言う。DPRK政府はこの事件を鑑み、韓国、米国に対し戦争を行うこ
      とを宣言したのであった。

      世界中のメディアは、Kim Jong Ilの暗殺をヘッドラインニュースとして、衝撃を持って伝えた。米国は、この非常
      に衝撃的な訴えに対抗し、事件への関与を断固として否定するために、広報部隊を動員した。韓国政府と米国政
      府は、このような非難について北朝鮮に対し、国連において公式に不満を表明した。

      May 23 2005 
       Kim Jong Ilの暗殺は北朝鮮の人民を憤慨させた。北朝鮮メディアは、「戦争の真実」というタイトルを添えて韓
      国スパイの死体写真を公表した。韓国諜報機関はその人物が、2年以上前に亡命した韓国人であると報告してい
      た。DPRKメディアは、韓国と米国にたいしての戦争を求める国民のインタビューを放送していた。

       Kim Pak将軍は、将軍や参謀達を周囲に従えながら、新指導者として国家の運営にあたっていた。彼は、韓国
      の政治体制を崩壊させることにより朝鮮の再統一を果たすことを約束すると演説を行った。また彼は、いかなる国
      家による朝鮮紛争への介入も、大変な災難をもたらすこととなることを暗に警告したのであった。