> 2002/11/05 (火) 18:54:28 ◆ ▼ ◇ [mirai]> > 統廃合したのは神道を外来種から護る必要性に迫られた理由もあってな(´ー`)
> > それによる弊害は当時から指摘されていて、実際にそうなってしまったわけだが。
> > どこへ行っても見たような神様ばかりなのはその神社の単独の神様だけでは
> > ありがたみが薄いから自分のところでも有名な神様をお祭りできるよう分祠して
> > いるだけでそれによって元の神様が消されたわけではない。中には名前が分からない
> > から多分この神様だろう、と当て嵌められてしまった例があることはあるけど。
> > ちなみにそうなったのは明治以降ではなくそれ以前からの話ね。規模は桁違いだけど。
> > 先ほども書いたけどそこらの祠に祀られていた神様は大半が名無しなだけで逆に
> > 名前が付いているマイナーな神様というのは大抵独立した神社として存在していたりする。
> > 潰すと祟られるしかといって邪神扱いしている神様と一緒には祀れないから。
> 貴殿詳しいのな(´ー`)クシコ
> 元々いた土地の神様と同時に他の有名な神様を祭っているわけか
> つかもともとの神様の立場がないな(;´Д`)
> いつのまにか存在すら忘れられているケースもあるのは可哀想だ
> なんというかその辺のことと明治以降の排仏棄釈のような強硬姿勢が
> 漏れの中でグルグルごちゃまぜになっているので整理がつかない
> ほかにもいろいろ有ったような(;´Д`)一村一社制だっけ?
中には自分のところにはこれと言った神様がいないから、と新しく神社を造って分祠
したり移住した際に元の土地の神様を分祠する神社を造ったケースも多い(´ー`)
廃仏毀釈と言うけどあれは神仏分離令が曲解されて起きたわけでそれを当時の中央政府が
企んだわけではないんだけどね。だから東京に近いところでは被害が小さく地方へ行けば
行くほど被害が大きかったりする。しかしそんなことを言っていたら仏教が伝来してから
神道がないがしろにされ神仏融合の挙げ句、神官が僧侶に比べ冷遇され続けたり僧侶が神官を
兼任したりとそれによって弾圧とまでは言わなくとも消えてしまった神社や神様も相当あるんだし。
どれが正しくどれが間違っていた、と言うのは一概には言えないんじゃないかな(´ー`)
ちなみに明治以降の統廃合は貴殿の指摘した一村一社の方針によって行われたのが多い。
村の中のあちこちにあった祠や複数の神社を一箇所の立派な神社に合祀してしまうという。
参考:2002/11/05(火)18時28分04秒