2002/11/16 (土) 14:17:03        [mirai]
「お父さぁん、ご飯できてるよ。今日は帰りが遅かったね。また残業だった?
      あまりムリしないでね。あっ、頼んだ買い物してきてくれた? 明日はハンバ
      ーグにするからね。さ、いっしょにマーボ豆腐食べよ! ……ねえお父さん、
      食べながらでいいから聞いてくれる? 今日ね、ずっとチャイムが鳴ってたの。
      ううん、お父さんに言われたとおり返事もしてないし、ドアも開けてないよ。
      でもドアの前で話し声がするから、わたし、こっそり聞いてたんだ。そしたら
      ケーサツの人みたいだったよ。覗き穴から見たら、ケーサツの制服着てたし。
      『この部屋の人はどういう職業の……』『女の子の声がするというので……』
      とか、大家のお爺ちゃんと話してたの。『中、開けますか』っていうからもう
      あわてて押入に隠れたのね、わたし。部屋の中までは入ってこなかったけど、
      ドアを開けてみんなで中を覗いてたみたいだった。……お父さん、わたしは、
      お父さんのほんとうの子供じゃないって知ってるけど、お父さんと離ればなれ
      になるのはイヤだよ! だってわたしにはお父さんしかいないんだもん……、
      あっ、またチャイムが鳴った、ダメ、お父さん、ドアを開けないで、いっしょ
      に押入に隠れようよ、ねえ、お父さん、泣かないで、いっしょに早く隠れて、
      お父さん、ケーサツの人が来ちゃうよ……お父さん、お父さんのことはわたし
      が守ってあげるから、だから隠れて……」

       ペド野郎を煽ろうとしたらせつなくなった(ノД`、)また間違えた