誰もいない控え室で、カバンから目薬を取り出す。横に船木さんのカバンがあったので、 勝手に一つ押し込んでおいた。その時、控え室奥のシャワー室から誰かが出てきた。 よっぽどサッパリしたのか「Wooooooooooooo!」なんて爽快そうに 声をあげている。フレアーさんだ。タオルを腰に巻いて出てきた。 目が合ったので、「どーも!」と目で挨拶する。一瞬、オレが手にしている目薬の束に チラッと視線がいったようだった。フレアーさんにもあげるか・・・・・。