クラスパスはこう設定せよ 2001/02/11 (日) 04:30:06 ◆ ▼ ◇ [mirai]----8<--------8<--------8<--------8<--------8<--------8<--------8<----
+ あるアプリケーション/アプレットの開発中である。
+ ライブラリは使用しない。
+ 開発中のクラスはパッケージ宣言をしていない。
=> 環境変数CLASSPATHをセットしない。
+ 開発中のクラスはパッケージ宣言をしている。
+ そのプロジェクトは単一のパッケージで構成される。
=> 環境変数CLASSPATHをセットせず、
「javac -d . Foo.java」でコンパイルする。
+ そのプロジェクトは複数のパッケージにまたがった構成である。
=> 以下のどれかを選択。
a) 環境変数CLASSPATHをセットせず、
「javac tako/ika/Foo.java」でコンパイルする。
b) 環境変数CLASSPATHに「/java/classes」(など)を設定して、
「javac -d /java/classes Foo.java」でコンパイルする。
c) 環境変数CLASSPATHに「/java/work」(など)を設定して、
「javac Foo.java」でコンパイルする。
+ ライブラリを使用する。
+ そのライブラリは今後も継続的に利用するつもりだ。
+ JDKのバージョンは1.2。
=> ライブラリをJARアーカイブ形式にしてそれをエクステンション
ディレクトリに格納する。
+ JDKのバージョンは1.1.x。
+ そのライブラリはNetscape NavigatorやInternet Explorerなど、
すべてのJavaアプリケーションから参照されても問題がない。
=> ライブラリをどこか適当な場所に置き、それがJAR/ZIP形式
ならそのファイルのパス名を、バラバラのclassファイルなら
その置かれたディレクトリのパス名を、環境変数CLASSPATH
に含める設定を、AUTOEXEC.BAT ないし ~/.cshrc に記述する。
※このときCLASSPATHには「.」を含める。
+ そのライブラリはNetscape NavigatorやInternet Explorer、他の
Javaアプリケーションから参照されると問題があるかもしれない。
=> AUTOEXEC.BAT や ~/.cshrc にCLASSPATHの設定を書かず、別の
BATファイルないしシェルスクリプトに設定を記述しておき、
開発作業を始める端末でそれを実行するようにする。
※このときCLASSPATHには「.」を含める。
ただし、Netscape Navigatorの起動は、そのCLASSPATH設定を
する前に行うこと。
+ そのライブラリは一時的に使用するだけだ。
=> 環境変数CLASSPATHにそのライブラリのパス名を含める設定を、
必要なときに手作業で行うようにする。
+ 完成品を動かしたい。
+ JDKのバージョンは1.2である。
=> そのアプリケーションのクラス、およびそれが必要とするライブラリ
のクラスのパス名を、javaコマンドの「-classpath」オプションで
指定して起動するようにする。
※このとき-classpathに「.」を含めない。
+ JDKのバージョンは1.1.xである。
=> そのアプリケーションのクラス、およびそれが必要とするライブラリ
のクラス、さらに、使用するJDKのシステムクラス(classes.zip)の
パス名を、javaコマンドの「-classpath」オプションで指定して起動
するようにする。
※このとき-classpathに「.」を含めない。
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